2024/12/23 11:03

○ ふりかえり

遠方まで足を運び、しかもエイドの身延饅頭(みのぶまんじゅう)をスルーしたからには、

表彰なくして帰れないという想いがあっただけに、少し安心しました。

後夜祭では、表彰式とトークイベントがあり、

そのタイミングで、マルシェで使える1000円分の券が無料で配布されました。

多くの人がカレーや焼きそばのキッチンカー前の行列に並ぶ中、

僕はコスパを重視し、本部で影を潜めていた冷え切った唐揚げ弁当を2つ買いました。

自分で自分を自分らしいなと思う瞬間でした。

表彰式では、コースディレクターの石川弘樹さんが、

遠方から来たことを取り上げてくださり、

「四国の香川から休みを取らずに、はるばるやって来ました」とアピールできました。

しかしその返答が、「へ~、四国から~、すごい!」というものだったので、

あまり「香川」というワードは残らなかったのかもしれません...

ですが、「善通寺市でも、修行と呼ぶにふさわしいレースがある」と付け足し、

しっかり地元のレースを匂わすことができました。

○ 富士山の雄大さ

レース中もレース翌日(日)も、富士山を望むことができました。

こんなにもはっきり見えたのは、去年4月のFUJIのレース以来で、

そのときも今回も富士山は冠雪しており、とてもきれいでした。

やはり大きいなというのが率直な感想で、その立ち姿に圧倒されました。

レース翌日には小楢山(こならやま)に立ち寄り、そこでの景色はまさに絶景でした。

「コンビニ富士山」というワードが流行語の候補になったり、

富士山は登るのではなく見て楽しむ山だ(ゴミが多いから)なんて言われたりと、

やたらと富士山は被害者になりがちですが、

もちろん魅力があるからこそ、社会現象にもなるわけです。

個人的には景色よりも、トレイルを走る爽快感や記録へのこだわりが強かったですが、

これからは、その山でしか味わえない景色や、紅葉といった季節の移ろいにも触れながら、

トレイルを楽しみたいと思いました。

これにて、エントリーしてある年内のトレイルレースは終了しました。

ここからは、ゆっくり体を休めながら、来春に向け足づくりをしていきたいです。