2025/02/09 12:35

↑ラスト2周は撃沈(下側)。
同じ香川県のメンバーの支えもあり、何とか乗り切れました。
○体と心の連動
個人的に、100mileで最もつらいのは、
半分手前(60~80キロぐらいにかけて)です。
疲労の蓄積が体感でき、
まだ半分もきていないという現実が重くのしかかるのです。
ですが、その地点をクリアすると、メンタルが一気に楽になります。
目的地まで行って帰ってくると考えたとき、帰りの方向に進路を変えた感覚です。
全身の疲労が消えるわけではありませんが、
メンタルの回復に伴い、少しだけ体が軽くなります。
しかも、このとき近くにランナーがいたり、前を行くランナーを捕まえたりすると、
よりメンタルの向上&疲労感の軽減が感じられます。
ですが、痛みや寒さ、眠気があると、
レース後半であっても、メンタルの回復はあまり見込めません...
↑神戸の街は夜も明るい。そして日が昇ると、さらに最高な景色が。
寒いので高校野球のグラコンを着用(一番右)。最終回はたすきをかける。
○シオラーになる
完走者に与えられる称号「シオラー」。
それ欲しさに、何とかゴールできました。
記録23時間46分。
前半に飛ばしたつもりはありませんでしたが、
後半はかなり歩き、平地のロードもまともに走れない状況でした。
やっぱり、後半に失速する展開は心身ともにきつい...
改めて、イーブンペースの大切さを実感できました。
まあ、今回は前半に飛ばし過ぎたというよりかは、
単なる走力不足によるものだと思いますが...
ケガや、風邪などの病気をしなくて一安心です。
↑ゴールはタイミングが重なった100キロの方々と一緒に。
そしてみんなで記念写真。楽しい思い出をありがとうございました。
○振り返り
今回のイベントに参加して、よかったことはたくさんあります。
ですが、具体的に何がよかったのかについては、漠然としていたので、
よく考えて、具体的に3つ書き出してみました。
1つ目は、つながりです。
いつもお世話になっている人、はじめましての人、
久しぶりの人、話をしたことはないが一方的に知っていた人...
レース中やレース後の温泉で、貴重な時間をともに過ごすことができました。
2つ目は、100mileの更新です。
スパンが空くと、完走した達成感など、いいイメージが記憶として残り、
得た教訓や今後の対策、つらいときの感情が忘れがちになります。
自分の身の丈に合った難易度、スパンで100mileにエントリーできるよう、
定期的に100mileを走り、その感覚を更新し続けることは、大切であると感じました。
ちなみに、今回の気付き(学び)は以下の2点です。
・やっぱり、100mileはきつい...
・ホットコーヒーでなくても、温かい食べ物を摂り続けることで、眠気防止できた。
→眠気防止は、カフェインよりも、胃腸を温めることにヒントがありそう...
3つ目は、今後に向けてです。
イベントとはいえ、きちんとした運営のもと走ることができる機会は、
本当に貴重で、いい刺激になりました。
この刺激が、次のレースへのモチベーションや、
迷っていた大会へのエントリーにつながると思っています。
この2日間は天候に恵まれ、日中はかなり汗をかきました。
夕方になるにつれ、日中の汗が乾き、久しぶりに自分の汗臭さを感じたとき、
最近、汗かくほど走ってなかったなあと、自分が情けなくなりました。
2月末には、地元香川で善通寺空海トレイルがあります。
何としても、それまでに体を絞り、笑顔でレースを終えたいです。
そして、極力ノンストレスでその域までもっていきたい!
早め早めの始動と覚悟が、結果を左右しそうです。
今年はどうなるのだろう...